英語教育の転換期

2021年12月18日 19:41

今年は、英語教育にとっての大転換期です。私が知っている範囲では明治学園はプログレスを使ってきました。文法的には、非常に論理的に組み立てられていて、分かりやすい教科書でした。それが、今年はニュー・トレジャーという私立中高一貫校のテキストを使いベネッセのような対外模試を意識した教育方針を打ち出しているようです。この変換の要因の一つには公立の英語教育の大きな転換が行われていることがあるように思えます。


北九州市で今年採用することになったHere We Goを見ましても、Unit 1でbe動と一般動詞、否定文更に助動詞のcanが導入されています。去年までのテキストでしたら、一年かけて教えられる内容です3で既にcanという助動詞を導入しています。Unit 3では、動名詞とto不定詞が既に導入されています。動名詞はプログレスでも2年生の教科書Book 2で導入されるものです。つまり、プログレスでは公立の教科書にすら対応できないということです。それがNew Treasureへの変換理由だと思われます。


文科省が英語の強化を図ろうとしていることは明らかです。ただ、その導入法があまりにも唐突で多くの生徒さんが英語で問題を抱える事態になっていると思います。結果として、今後多くの生徒たちが取ると思われる学習法は、多分丸暗記です。丸暗記は初歩のうちには確実に点を取れる簡単な解決法です。しかし、英語は動詞を中心に整然とした文法を持った言語です。この構造を理解すれば、東大や京大の入試にでも対応できます。丸暗記は、苦しみの勉強へと繋がっていく地獄の道です。


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